建築視察-ラコリーナ
と、ある計画の情報収集に行っている建築視察の第五回。
こちらも先月同様にみたいけど行く機会がなければ行かない建築のひとつのラコリーナ(藤森照信)。イメージが先行していたこともあり、アプローチで笹が一面に生やされているとは思っていなかった。てっきり中庭側と思っていただけに、ゲートをくぐって目に入る笹と草屋根は壮観で興奮しました。行ったことはないのですが、ソーク生物研究所のような建物とランドスケープが一体となっている印象です。店舗内部の内装も素敵なデザインで全体と部分をじっくりと見て回れます。
中庭側は、様々な建築が散見していて残念でしたが、奥にある本社を近づけるだけ近づいて見学し、大規模な建築でもバランスよく藤森流が見て取れました。もちろんバウムクーヘンをお土産に購入しました。僕はあまり好きではないのですが、こちら限定の生バウムクーヘンは絶品でした。
併せて、織田廣喜ミュージアム(安藤忠雄)跡へ。建築自体は閉館されているのですが、こちらは園の一部なので入園料を払うと見ることができました。廃墟感というよりも純粋な安藤建築をみることができたように思います。園では、どういった扱いになっているのか分かりませんが、折角なので安藤さんに相談して何かに活用するといいのになと思います。
守山市立図書館(隈研吾)へ。意匠は隈さんらしくまた平面も立面も巧く分節されていて、好きな隈さんの建築ひとつに追加。また近くにあった浮気幼稚園(藤本壮介)も外観のみ見学。
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