建築視察-年縞博物館
と、ある計画の情報収集に行っている建築視察の備忘録の第四回。
観たいけど行くには遠いと思っていた建築(裏を返せば何か機会がなければ行かない建築)
年縞博物館(内藤廣)へ、、、
この建築が内藤さんの言う赤鬼、青鬼のどちらかは分からないが、潔い屋根や軸線を通したりピロティに明解なプラン、緻密なディテールに素材感など流石で大変勉強になりました。
気になった点としては、ここまで潔いものが構造的には無理してるように見えたこと。素直なのかもしれないし整理されてるのかもしれないが、どうしても無理した解法にしか見えなかった。
もう少し何故こう感じたか考えてみると、素直に並んだ木に対して鉄骨が煩く感じていて、他の解法(意匠とも)がなかったのかなと思っていた。自分で考えられるといいのだが、正直他の選択肢が分からないので、いつか会う機会があれば、恐縮しながらでも内藤さんなり金箱さんなりに聞いてみたい。
その後の福井県立図書館(槇文彦)はマキアート(芸術)でした。
そして、えちぜん鉄道福井駅(内藤廣)へ。こちらは完成しているのだが工事途中に見えた。
この工事途中に見える建築って案外多いなと思っていて、たぶん僕の設計でもあるんじゃないかなと思っている。工事途中を意匠として狙うことは、あまりしないと思うのだがどうなんだろう。
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