建築視察-三次市民ホール きりり
とある計画の情報収集に行っている建築視察の備忘録をと、
年初めの宣言がいきなりコケるところだった。
目的は、島根の菊竹建築群でしたが、こちらは思った以上に染み入った。
この思った以上にと書くように各々に先入観を持っているので、
自ずと僕のハードルが大雑把に設定されている。
誤解を恐れずに書くと、菊竹さんは良かった。
特に、田部美術館と図書館は今(現在)と合っていると思った。
今回は、期待してまた時間を掛けて(施設案内もして頂いた)観た「きりり」を書く。
第一印象としては、アアルトのような そして無機質でローコストぽさを感じた。
そうモダニズムではなく、、、
災害を意識した計画やエントランスやホール、そして貸部屋などに新しい提案(挑戦)などもあって、
またサイン計画やディテールなども見受けられたのだが、
第一印象のローコストというよりも安っぽさへと印象が変わっていった。
考えられているのかもしれないが丁寧さを感じられなかった。
コロナ禍ということもあり使われ方なども淋しくて、マイナスの要素ばかりが散見してたこともあるだろうし、
青木ファンとしてのハードルも高かったからかもしれない。
乾さん(ファンです)の「厳島港宮島口旅客ターミナル」ほどではないが同じ印象であった。
近くにあるサポーズさんの絶品なトイレがあるので、こちらをデザートにすることをおススメします。
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