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2013年2月15日 (金)

コノトコロハ

昨日は、東予高等学校で

建築士会のイベント「とびだせ建築士in東予」と題して

建設工学科の一、二年生への講演の機会を頂きました。

高校生に向けてなにを話せばいいのやらと思い返してみて

僕が高校生だったのも20年以上も前 時勢が変わったとは言え、

難しい話よりも体験談くらいが聞きやすかったんではないかと

思い悩んだあげくの内容でした。事前に頂いたアンケートのおかげで

高校生の気になっている部分を交えられたのは よかったと思います。

と、言っても大した話は出来なかったんですが、何かのきっかけというよりも

頭の片隅に少しでも何かが残っていたらいいなと思っております。

ワークショップでは「どのようなスタンスで建築・土木を学ぶべきか?」

という先生方からのお題で5名の二年生と話し合ったのですが、

僕自身がこのようなワークショップが苦手で、たぶん思惑とは違った

おしゃべりの場になってしまいました。

それでも何かの会話で出た「中腰」という言葉から

「座ることもできるし立つことも走り出すこともできるからいいんじゃない」

と勝手な意見で「中腰 → ニュートラル」とオチを付けたんですが、

車の免許のない彼らにとって「ニュートラル」が

わからないというオチが返ってきました(苦笑)

僕は日建学院で一級建築士の講師もやっておりますが、

二級と一級の大きな違いは試験に対する姿勢だと思っていますが、

学生の方々も、真剣に または必死に 打ち込める何かが見つかれば

おのずと姿勢も見つかるのではないかと思っています。

私は、まだまだ歪んでいますが、このような機会を得て少し背筋が伸びました。

まっ、学生の方々は、中腰でもいいのかなと思っていますが、

いつまでも、この姿勢では心も体もシンドイのも事実だと

いつか気づいてもらえると幸いです。

そう考えると「ニュートラル → 自然体」かな。

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