記憶に残す

とある建築が解体となるということで内部を観る機会を得た。

一通り、内部を観て記録に残そうとスチールサッシのディテールを採寸。

危険な匂いがするデリケートな寸法、納まりで安全と豪華を売りにするサッシと大違い。

おそらく現場溶接で加工してると聞いて職人の腕の凄さにも驚く眉唾ものだった。

近所の方々も解体されると聞いて写真に残している。

聞けば、ここで入学、卒業式をしたようだ。

しばらくすると印象的な光が差し込んできた。

この空間の味わいをしっかりと記憶に残しておこう。