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2010年2月19日 (金)

I B I Cビジネスカルチャー講座その5

今回で最終回。結局、座談会のような感じになってしまった。

建築を味見してもらおうと、デパチカのように色々と建築を

用意する予定が、毎回 僕の気になってることをテーマに話をした。

今回は「ディテール」。これはもう味見じゃないと思ったが、

実例を交えながら話すことで、うまく伝わったんじゃないかなと自負してます。

(ただ文章に起こすのは、難しい。)

ディテールは、詳細や納まりなど細かな所といった所から始め

ミースの「ディテールに神が宿る」という言葉を借りる。

神=信じているところ。これは僕が信じている所というよりも

クライアントの信じている所と考えるとすっきりする。

クライアントが何に希望を持っているか、それを細かな部分まで

投影することが出来ると一貫した建物になると思います。

優しいディテール、美しいディテール、機能的なディテール、ラフな、均整etc。。。

もちろん、この部分は僕たちが担う部分で、建主・来客に感じてもらう所だと思います。

あと「日常と非日常」をコンペ案など交えて話しました。これはまたの機会に。

また質問もたくさんして頂いて、終始 楽しかったです。

今回のカルチャーで、感じたことは住宅や店舗など小さな建築に関しては、

まだまだ設計事務所への距離が遠いこと。

建築を考え始めたときに、もっと身近な存在であるように努めたいものです。

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