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2009年9月26日 (土)

思い起ったら吉日の顛末Ⅱ

寒くて目が覚める。天気は曇り。

妻と息子は、駐車場の隣のグラウンドで、

サッカーボールを蹴っている。

いつものことだが、あの二人は朝から元気だ。

娘は毛布にくるまってまだ寝ている。

妻と交代してボールを蹴る。

二人は、すでに朝食も摂ったらしい。

9時過ぎまで時間を潰して、道の駅裏にある

青山剛昌ふるさと館へ。すでに行列。9:30開館。

クイズラリーがあり、初級・中級・上級とランクがある。

リピーターの確保として一役かっているようだ。

子供たちは、もちろん 大人も充分楽しめる施設になっている。

どちらか言えば「名探偵コナン」ファンの大人向けなのかもしれない。

僕も絵コンテやネームなどの手跡やアトリエの雰囲気などは

見ていて楽しかった。(イスは、アーロンチェアでした。)

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思ったより長く居たので、足早に次の目的地へ。

今回の旅の目的「三徳山投入堂」へ。途中、雨がぱらつき始める。

僕自身は、あまり天気を気にしたことがない。

それほど天気男である。この話は、またの機会に。

山門に着いた頃には、雨はあがっていた。

駐車場で着替えて案内所へ。三佛寺本堂は修復工事で

完全に解体され、現在は発掘調査中。

工事の様子が見える配慮がされていた。

入山許可をもらって(靴のチェックと諸注意)いざ出発。

息子は調子良く先頭を登る。下山者から声援を頂きながら登るので

息子はどんどんペースを上げたいようだが、下山者に道をゆずったり

前の人たちのペースに合せて待ったりと、これはこれでいい修行になりそうだ。

クサリを登って文朱堂で一息入れる。ここが僕は一番の絶景だったと思う。

妻は残念ながら恐怖に勝てなかったが、娘は絶景を見たい欲が勝ったようだ。

途中、子供たちは、鐘の音でゴールが近いと思ったようだが、まだまだ先のよう。

鐘を鳴らして先を急ぐ。馬の背、牛の背と呼ばれている所を通り抜ける。

観音堂と崖の間に苔があり、光が輝いていてとても美しい翠(みどり)色を見た。

トンネル状になった所を抜けると断崖絶壁に向けて舞台を造った建物が目に入る。

その建物には近づけるような道や足場がない。垂直がより強調された崖に、由来通り

投げ入れられたかのように建っている。

拝観者の邪魔にならないようなところでスケッチ。

そして記念撮影して山を下る。投入堂に対しては、適当な言葉が思い浮かばない。

帰りに聞いて行ってみたのだが、実は山に登れない方のために、

道に無料の双眼鏡が設置してある。ぜひ拝観してみてください。

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日も暮れ始めたので近くにある三朝温泉へ行くが、

下調べなく行ったのでイマイチ場所が分からない。第2候補の奥津温泉へと急ぐ。

橋の下の川沿いに昔ながらの浴場があるとのことだったが、

現在は暗証番号によるロックが掛かっていて入ることが出来なかった。

昔はここで洗濯もしていたようだ。足湯らしきものがあったので家族で入り

第3候補の湯原温泉へ向かう。湯原温泉は、岡山の設計時代、先輩にお願いして

仕事終わりに連れて行ってもらった。 と言うのも無料で露天で混浴だったから。

あの時のことは今でも結構鮮明に覚えている。今夜もあの時、同様に小雨だ。

川沿いの温泉街に入ると車で一杯。駐車場は、満車の看板が立っていたが

運良くちょうど出る車があった。妻と娘は遠慮し、男同士で行く。案の定、男ばかり。

僕としても女性が居た方が目の遣り場に困るので、これでいいのだ。

何人か女性も居たようだったので、息子が反応しないようにと

砂丘、山登りやコナンの話しを振る。まっ、彼の方が気にも、とめてないようだった。

妻たちを待つ間、息子は射的に興じる。

こういう場所だからこそ成り立つ商売なのだろう。

店近くの料理屋で食事をして帰路につく。

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しかし、この内容は つまらないのではないだろうか。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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