港マルシェ
今治港を「交通」の場から「交流」の場へを
コンセプトに動きだしたICPCのイベントに参加。
このイベント会議にオブザーバーのような形で
参加させてもらっていたので、ある程度内容は
知っていたのだが、日常ではポスターなどの告知を
見かけることはほとんど無かった。
11時過ぎに到着。遠目に白テントが見えて
にぎわいがあるように見える。テントが並ぶだけでも
賑い効果はある。受付で、みなと探検にエントリー。
探検の中で船に乗ることの出来るミッションがあり、
12時の便はすでに満員とのことで、参加者が多いことを知る。
ひととおりミッションをこなして行き、港再生エリアの600mが
想像以上に長いことを知る。原広司+西沢大良の再生計画案は
施設のメイン機能を4棟に分けて建物を地上から浮かせることで、
地上に空地を確保し、シンボル性を持たせている。
今後、海事博など大規模なイベントで600mの長さを有効に
使うことを想像すると世界規模で今治を発信できる期待感がある。
ただ国際海事フェスティバルのヴォリュームと周囲の環境整備
そして経済効果を考えると、様々な問題点があげられそうだ。
これから竣工までの七年都市も大切だが、市民にとっては
七年都市以後を充分に見据えていく必要があるように思う。
当日は、こんなことを考えながら参加していたわけでなく、
子供たちはミッションをこなすことを楽しみ、
僕たちは知らなかったことだらけで、それぞれにイベントを楽しむ。
ゴール後は、マルシェ(市場)へ。桜井の鯛めしや大浜の蛸めしなど
たくさんあったが、僕たちはバイカルさんのパンと伝説の蛇口から出た
ポンジュースで食事。マルシェには計画にもある芝生が一部敷かれ、
テーブルとベンチが置いてあった。
しばらく座ってみたが、風はあるものの5月の日光でも暑い。
日中は日除けとなる樹木なども欲しいところ。
マルシェにも、ほどほどに人が集まっていて雰囲気はよかった。
今後もフリーマーケットやイベントなど交流の場として、
シンボルクレーンや屋外ステージなど整備することが計画されている。
イベントに参加してみて思ったことは、
交流広場はソフトな面から今回のイベントなどで充分、
人々が憩えることがイメージ出来た。
しかし、ハードな計画部分はテント内で紹介されていたが、
ほとんど進行状態も予定も分からなかった。
今後、600mの長さの有効利用やそれぞれの通りと機能施設の位置付けなど、
どのようにプレゼン、ヒアリング、ワークショップを行っていくか見届けたい。
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コメント
愛媛ってホントに蛇口をひねると
ポンジュースが出るんだ(笑)
投稿: βカロチン | 2009年5月26日 (火) 15時35分
ね!嘘じゃなかったでしょ。
写真がなくてゴメンなさい。
水道代、ポンジュース代の2つの請求書がくるかは、
信じるも信じないもあなた次第(古っ)
投稿: 長井 | 2009年5月26日 (火) 19時04分