ダイニングテーブル
今日、川沿いの家へ大工さん共々ダイニングテーブルを納めました。竣工後から材料を探し四ヶ月やっと完成しました。今回はオーダー家具ではなく建築してもらった棟梁の親っさん(尊敬と親しみの念で呼んでいます)に製作を依頼。当初は僕の計画したテーブルに合う天板を探していたのですが、色々探して話し合ううちに今回の天板に辿り着きました。材料は、11センチ厚の杉一枚板。この板巾を成形するのではなく、このナリのまま使いたいという要望に足をなるべく中へ入れ天板のみを際立たせるようにとお願いしました。足については僕の感性より親っさんの感性が合うと思い、太さや組み方はおまかせしました。製作途中に何度か様子を見に行くのですが、正直太いかも。。。と思っていたのですが、出来上がりを見て天板の重みを充分に受けた足に感動しました。そして傍に立ち、足の存在が消えた時の天板の浮遊感は、圧巻です。まず写真では伝わりませんね。 もうひとつの要望に鍋などをする時に、コンセントが邪魔になるから穴を空けてと言われました。もったいないと一蹴したいところですが、ここまで来たら要望を叶えるのがプロ(笑)と言うことで無理を承知で(言うのは本当に簡単でした)お願いしました。 匠の技をみてください。
W×D×H(t)/2,100×1,100~1,200×730(90)
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