ワールドカップ総括
7月9日に閉幕して1週間が経とうとしている。未だにジダン問題でメディアは賑わっている。結局のところはビデオ判定がなされたことが正当であったかになりそうだ。今までも悪質なファールや審判団の判断ミスについて後日ビデオによる最終判断による判定や処分などはあった。試合中の判定は認めるかどうかだが認められると今後のサッカーは大きく変わるような気がする。僕としては、ビデオ判定は後日の検証程度で良いと思っている。
待ち遠しかった1ヶ月があっという間に過ぎて、寝不足という土産をおいて言ってくれた。今までにない順当な勝ち上がりを各国がして常に好カードだっただけに期待はずれな試合も多かった。チームというより個人が注目を集めて、チームとして成熟度が高かった順位通りに残ったように思える。サッカーは個人競技でないってことで当たり前なんだけど。。。それにしても日本代表とブラジル代表は期待はずれだったなぁ。勝ち点1総得点2総失点7なんて玉田選手以外は悔いの残る試合だったんじゃない。中田英寿選手の引退なんて考えてなかったから今思えば、もう少しいい花道にしてあげたかった。最後の5分間を観ていて引退する気がしたんだけど、考えたくもないし敢えて口にせず杞憂で終わって欲しいと願っていた。中田選手のことは、想いがあるのでまたの機会に書こうと思っている。
結局、総括といいながら愚痴っぽくなってるということで今回は期待はずれだったのかな?チームとしては、イタリアの完成度は高かった。準決勝のドイツ戦の2点目のデルピエロのゴールはまさしくイタリアらしいゴール。そして今大会、僕の中でのベストゴールです。けっこうミドルシュートが有効で僕の好きなカウンター速攻というシンプルさが少なかった。最優秀選手はカンナバーロ選手にあげたいね。他に個人としては中田英寿選手(以下選手略)、デルピエロ、ピルロ、C.ロナウド、フィーゴ、ジダン、マケレレ、ベッカム、クローゼ、ラーム、ゼ.ロベルトなどと案外あがるのでチームというよりは、やっぱり個人の大会だったんだろうな。2010年南アフリカに向けてガンバレ日本。
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コメント
トラックバックありがとうございます。ワールドカップを体験されながらも競技以外の視点でのコメントは失礼ながら少し寂しく感じました。決勝でのジダンの行為そしてMVPとなんとも納得いかないと思います。ワールドカップでは経済、国家、人種など様々なコトが絡んで捻れています。でも僕としては、語弊をおそれずに言えばそんなことよりサッカーを楽しみたい。目を背けるのではないのですが、一所懸命な選手をしっかりと観たいと思います。
投稿: 長井 | 2006年7月19日 (水) 13時12分