現場から
ワールドカップで忙しくて。。。ってことでは無いのですがなかなかUP出来なくてすみません。 現場は着々と進んでいます。写真のように玄関の柱、庇そして内部の間仕切りと断熱材と細かい部分に気を遣ってもらいながらやってます。ちなみに柱の足元の石は、現場から発掘した大きな石から作ってもらいました。石職人ではなくて棟梁の親父さん(普段もおやっさんと呼んでいる非礼をここでお詫びします)職人さん以上に念がこもっているようで嬉しい。季節的に雨が多く思ったような工程で進めず調整をしながら晴れた日は外部、雨には内部と、まさに晴耕雨読のように作業を行ってくれている。この頃から少しずつ仕上がり部分も表れ、打合せを重ねていても違和感を感じる部分が出てくる。その部分は細かな所で出来上がったものに対しては、こちらも言いにくいし言われる側も理解しにくい。僕は一応伝えることにしている。納得してもらえれば手を入れてもらえるし、次からでも考えてもらえる。あまりいい顔をしないのは百も承知のうえで。。。
現場を見る時に違和感を感じないか、またどうしてこうしたかを考える。出来上がったものに対しても何故こうしたかを考えたり聞いたりする。些細なことでも違和感があれば聞く。理由があれば納得が出来る。ただなんとなくでは寂しい。昔、「1本の線にも意味がある」と教えられた。最近、解ってきたような気がする。
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